ニス加工とは、どんな加工のことなのかご存じですか?
この記事ではニス加工について解説をします。
ニス加工とは、ニス(透明な樹脂液)を印刷物の表面に塗って透明の膜を作ることで、表面を傷や汚れから保護できる加工方法です。
ニスには、光沢感のあるグロスニスとつや消し効果のあるマットニスがあります。
部分的なニス加工は、文字や商品などを強調するためにデザインにかけることで、
立体感や光沢感を表現することができます。
オフセット印刷機で印刷と同時にニスを塗布することができるので、
他の表面加工に比べて低コストで行うことが可能です。
ニス加工は印刷面の保護であったり、光沢感を出したり、抑えたりとデザイン性を高めることもできます。
PP加工ほどの耐久性はないので、耐久性を重視する場合はPP加工をおすすめします。
性質が異なる2種類のニスを使う「擬似エンボス加工」なども人気です。
ニス加工は、チラシやパンフレット、ポスター、ポケットファイルなどに多く活用されている印刷方法です。
ニス加工は比較的、安価で部分的に加工することが可能なところがいいですね。
加工方法の特徴をよくみてから、自分が利用するものを決めましょう。