みなさんは、カンプという言葉をご存知ですか?
この記事ではカンプについて解説をします。
カンプとは、印刷物の制作時にデザインの仕上がりをチェックするために作成する見本のことです。
Comprehensive layoutを略してカンプといい、デザイン案の段階で作成されます。
文字や写真、イラストなど、印刷物のデザインやレイアウトを仕上がりイメージに再現したもので、
デザイナーや印刷業者などが発注者側と最終的な打ち合わせを行う際に使われることが多いでしょう。
カンプを用いて、クライアントと制作者がイメージを共有することでトラブルを防ぐこともできます。
印刷にまわせる最終カンプは校了紙とも言われています。
印刷会社はデザイン段階でチェック用に仕上がり見本をプリントします。これが「カンプ」と呼ばれるものです。
カンプは、あくまでレイアウトデザインの仕上がり見本であるため、色の再現性について確実とは言えません。
印刷物の場合は、実際に印刷されたものと色味が異なる可能性があるので、注意が必要です。
色の再現については、事前に確認を取って進めていきましょう。